GOOD STORY

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スタッフが常日頃の業務の中で感じた、
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「ほっ」と温かくなるような
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2020年04月09日
GOOD STORY「人生の内、寝ている時間以外の「6分の1」は労働をしているらしい」

「働く」とは、広辞苑によると「(体を動かして)仕事をする事、又は生計を立てる
ために労働をする事」を言うそうです。
 
私自身も以前は「生活で必要なお金を稼ぐ事=働く事」
だと信じて社会生活を送ってきました。
しかしこの「ブライダル」という業界で働いている内に、
その考え方に少し違和感を覚えるようになったのです。
 
この違和感に気づいたのは、披露宴が結び帰宅間際の事。
クタクタに疲れて事務所に帰って来たところへ会場スタッフの方が
「新郎新婦のお二人から皆さんへ!お礼です」と言ってお菓子をたくさん持って来てくださいました。
その中にメッセージ付きカードが入っており、
関わったスタッフの名前が分かる範囲で全員分書いてありました。
お二人の披露宴には私も含め数人で音響・演出などで携わらせて頂きました。
正直、演出にそこまで拘りのない
お二人と思っていましたが、私たちの仕事に対してこんなにも丁寧に感謝のお言葉を頂き、とても驚いたのを覚えています。
私は、ブライダル以外の業種でも仕事をしていた経験があるのですが、
特別に何かした訳でもなく私にとっては当たり前と思ってしたことに、
こんなにも丁寧に感謝を伝えられた事はそうありません。
儀礼的な「ありがとうございます」はあるかもしれませんが、
しっかりと決まったオーダー通りの仕事に対して「感謝」の言葉を特別にいただく機会はあまり有りませんでした。
 
しかし、このような事は「ブライダル」という業界においては珍しいことではなく、
実は多くの新郎新婦様がこうして私たちスタッフに感謝の言葉をとても丁寧に伝えてくださいます。
こうした瞬間がある度に思うのは、嬉しい気持ちと、絶対に失敗しないようにという少しの恐怖心です。正直、大変な仕事ではあるので時には別の仕事をしている自分を想像する時も有ります。
しかし、自分が以前と同じような仕事を同じような気持ちで出来るかと言われると、とても想像出来ませんでした。この瞬間、自分の中の「働く」という考えが変化している事に気づいたのです。
 
そうした経験をして自分の中の「働く」に対する認識が変わってきた私ではありますが、多くの人の「働く」という事は広辞苑に載っている意味が大半ではないでしょうか。
 
いま、共働きや生涯現役などが叫ばれ労働寿命が長い世に生きるからこそ、
「働く」+αの何かを探す事も、健康に生きる上で大事な事のように思います。
 
私は幸運にもこの業界で+αを見つけられました。
でも、もし働くのが「大変だ」「辛い」と感じている方がいるのなら、少しだけ冒険してみては如何でしょうか。
その行動でもしかすると6分の1の人生が、少しだけ好きな時間になる可能性もあるのですから。
 

鹿児島営業所 I・T

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