GOOD STORY

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スタッフの常日頃の業務の中で、
忘れることのできない心が
「ほっ」と温かくなるような
ストーリーをお届けします
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2020年04月09日
GOODSTORY「幸せの連鎖」

『担当のプランナーさんにどうしてもサプライズがしたいんです…!』
新郎新婦のお二人から私に向けた相談でした。
 
プランナーさんへ向けたサプライズは何度も見てきました。
まさか自分が相談を受ける側になるとは思っておらず、
戸惑いと驚きが大きかったけれど1番は嬉しさでした。
「プランナーさんに感謝の気持ちを伝えたい」
そうお二人は話してくれました。
お二人の担当プランナーさんは以前体調が悪く
お休みをしていた期間がありました。
そういった姿を見ていたこともあり、
より感謝の気持ちを伝えたいといった思いが膨らんだそうです。
そのお話を聞いた時、私は涙をこらえるのに必死でした。
プランナーさんはいつもお二人が喜んでいる姿を想像して一生懸命行動していて、
その姿を見てお二人は行動しようとしている。
これこそ幸せの連鎖だと思いました。
 
その後もお二人にプランナーさんへの思いを聞いたり、
プランナーさんからお二人に向けたちょっとしたメッセージを見せて頂いたりと
いつのまにかお打ち合わせの時間は長くなっていました。
 
お打ち合わせのあと、私はお二人のことがとっても大好きになりました。
そして絶対にお二人の結婚式を素敵なものにしたいと強く思いました。
 
 
お打ち合わせを担当するようになり、直接お客様と関わることが多くなりました。
もちろん楽しいことだけはなく大変で心が折れそうになることもあります。
しかし、お客様が楽しそうに演出を見てくださっている姿や、
ちょっとした世間話をする時間、
その一瞬で打ち合わせを担当して本当によかったな、
お二人の結婚式当日まで一緒に準備していきたいなと思うようになりました。

 私も、プランナーさんからお二人へ、幸せの連鎖に加えてもらえるよう、
まずは日々のお打ち合わせに、より一層力を入れていきたいと思います。
素敵なご披露宴になりますように…!
 

鹿児島営業所 N・K

『私の夢はお嫁さんになる!』
 
女の子なら誰でも一度は憧れを持つ夢ではないでしょうか。
私も小さい頃からずっと憧れていました。
高校生の頃、ドラマの影響からブライダルに関わる仕事につきたいと思い、
フェムと出会いました。
 
新郎新婦様にとって一生に一度の記念すべき日を、
音楽と照明と演出でご披露宴会場を盛り上げる仕事に関われることに
やりがいを感じております。
 
毎年結婚式場で『キッズウェディング』というイベントがあり、
子供達にも結婚式を味わってもらい大人になって結婚式に対して
夢を膨らまして欲しいという趣旨で開催されていて、
私は5歳4歳2歳の娘を連れて2年連続で参加していました。
イベントに参加してからは、
テレビなどで結婚式のシーンが映ると
『あ、ママのお仕事の結婚式が出てるよ!』と教えてくれるくらい
私の仕事を理解してくれています。
 
 
そんなある日、私が洗濯物を干しているバタバタと忙しい朝、
一番上の娘が近くに来て
『こっとん(娘の名前)ね~ママみたいに結婚式のお仕事したいな~ふっふっふ』
といきなり言いにきて去っていきました。
私は突然の事過ぎて頭が回らず、
『ふ~ん、そうなんだ~。で、パン食べ終わったの?歯磨きしたの?』
と返事をしてしまい、
子供達の準備をバタバタとしながら保育園へ送り出しました。
そしてやっと落ち着いた通勤途中の車の中でふと先程の言葉を思い出し、
私と同じ仕事をしたいといってくれた子供の言葉に照れてニヤけてしまうと同時に
あしらってしまったと後悔してしまいました。
夕方お迎えに行ったときには朝の事は忘れていて、
保育園での出来事を沢山話してくれました。
夕方はお迎え、ご飯の準備、お風呂、夕食、歯磨き、寝かしつけと
慌しい生活ですが寝る前に、
『朝はママと同じ仕事したいって言ってくれてありがとうね』と、
ぎゅーっとハグしてあげたら照れていた姿がまた愛おしく思いました。
 
私は大好きな仕事ができて、その仕事を家族が理解してくれて
とても幸せな人生だと心から思える瞬間でした。
 

鹿児島営業所 N・N

「働く」とは、広辞苑によると「(体を動かして)仕事をする事、又は生計を立てる
ために労働をする事」を言うそうです。
 
私自身も以前は「生活で必要なお金を稼ぐ事=働く事」
だと信じて社会生活を送ってきました。
しかしこの「ブライダル」という業界で働いている内に、
その考え方に少し違和感を覚えるようになったのです。
 
この違和感に気づいたのは、披露宴が結び帰宅間際の事。
クタクタに疲れて事務所に帰って来たところへ会場スタッフの方が
「新郎新婦のお二人から皆さんへ!お礼です」と言ってお菓子をたくさん持って来てくださいました。
その中にメッセージ付きカードが入っており、
関わったスタッフの名前が分かる範囲で全員分書いてありました。
お二人の披露宴には私も含め数人で音響・演出などで携わらせて頂きました。
正直、演出にそこまで拘りのない
お二人と思っていましたが、私たちの仕事に対してこんなにも丁寧に感謝のお言葉を頂き、とても驚いたのを覚えています。
私は、ブライダル以外の業種でも仕事をしていた経験があるのですが、
特別に何かした訳でもなく私にとっては当たり前と思ってしたことに、
こんなにも丁寧に感謝を伝えられた事はそうありません。
儀礼的な「ありがとうございます」はあるかもしれませんが、
しっかりと決まったオーダー通りの仕事に対して「感謝」の言葉を特別にいただく機会はあまり有りませんでした。
 
しかし、このような事は「ブライダル」という業界においては珍しいことではなく、
実は多くの新郎新婦様がこうして私たちスタッフに感謝の言葉をとても丁寧に伝えてくださいます。
こうした瞬間がある度に思うのは、嬉しい気持ちと、絶対に失敗しないようにという少しの恐怖心です。正直、大変な仕事ではあるので時には別の仕事をしている自分を想像する時も有ります。
しかし、自分が以前と同じような仕事を同じような気持ちで出来るかと言われると、とても想像出来ませんでした。この瞬間、自分の中の「働く」という考えが変化している事に気づいたのです。
 
そうした経験をして自分の中の「働く」に対する認識が変わってきた私ではありますが、多くの人の「働く」という事は広辞苑に載っている意味が大半ではないでしょうか。
 
いま、共働きや生涯現役などが叫ばれ労働寿命が長い世に生きるからこそ、
「働く」+αの何かを探す事も、健康に生きる上で大事な事のように思います。
 
私は幸運にもこの業界で+αを見つけられました。
でも、もし働くのが「大変だ」「辛い」と感じている方がいるのなら、少しだけ冒険してみては如何でしょうか。
その行動でもしかすると6分の1の人生が、少しだけ好きな時間になる可能性もあるのですから。
 

鹿児島営業所 I・T

私は昨年12月に、約2年8ヶ月働いたフェムを退職しました。
退職した時は『やっっっと自由だー!』と思っていました。
けれど、いざ県外へ出て結婚式とはかけ離れた仕事をした時に全く長続きせず、
『やっぱりフェムに戻って音響の仕事をしたい』と強く思うようになりました。
でも私がフェムを辞めた理由は、「早く彼氏の元へ行きたい。」
私のわがままで仕事を離れたのに、はたしてフェムの皆は許してくれるのだろうか?
そして、彼氏とまた遠距離になることに耐えられるのか?
そんな思いと毎日葛藤していました。
 
彼氏には中々相談が出来ずに1ヶ月ほど1人で悩みましたが答えは出ず、
フェムの2人の先輩に相談をしました。
先輩からは『戻ってきてほしいなあ』とありがたい言葉を頂き、
多忙な中お電話まで下さってその時の思いを号泣しながら話した事を今でも覚えています。
そしてこの電話で、迷っていた気持ちが明確になり、彼氏にも相談をし、フェムへ戻ることにしました。
たった4ヶ月ちょっとで戻るなんて1ミリも思っていませんでしたが、
戻ってきて1週間後に披露宴の音響オペレートをして、『やっぱり音響は楽しい!』と改めて思うことが出来ました。
結局、彼氏とは再び遠距離になってしまいました。
 
でも今は鹿児島営業所で自分の納得いくまで働かせて頂きたいと思います。
こんな私のわがままを受け入れて下さったスタッフみなさんに感謝します。
 

鹿児島営業所 R・Z

普段生活をしていると、何気ない記憶が助けになることがあります。
「そういえばトイレットペーパーが残り1個だった気がする、買っていこう」等。
お仕事の中でも、こういった記憶は様々な場面で輝いていきます。
 
お客様と音楽のお打ち合わせをしている際に、ご入場のシーンなどの音楽で扉を開けるタイミングを決めます。
曲の歌いだしや盛り上がる部分や楽器が増える部分等、そのタイミングは様々。
とはいえ、別のお客様とのお打ち合わせで決めた秒数の記憶が残っていると、これがお客様にとっては「神業」に見えるようです。
 
先日、お打ち合わせの中での一コマ。
「このCDでこの曲という事は、トラック1番ですかね」
「歌いだしは16秒なのでそこのタイミングにしましょう」
ココまでお話をすると、お客様は「本当ですか?」と若干疑惑の念を抱いている様子。
しかし、実際に聞いてみて本当に歌いだしが16秒だった時に、「本当だ!すごい!神業じゃないですか!」お客様にそういわれた瞬間、私は「神」になったのです。
 
もちろん私は「神」になりたいわけではありません。
ですが、驚いた表情と共に見えるお客様の「笑顔」が、私を「笑顔」にしてくれます。
お客様と触れ合い、打合せをし、本番の音響を担い、そこで得た知識が、お客様の「笑顔」を生み出すことにつながります。
ありきたりな言葉かもしれないけれど、お客様の笑顔は最高の報酬。
その笑顔がまた、私の記憶になり、糧になり、また次のお客様の笑顔を生み出す。
そんなお客様の笑顔こそ、仕事を楽しいと思わせてくれる「神業」なのかもしれません。

Y・I

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